ホーム > news > 予防 > 気圧と関節痛の関係を脳から見ると?
気圧と関節痛の関係を脳から見ると? – 整体アマ

気圧と関節痛の関係を脳から見ると?

こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒「本郷駅前整体アマ」の井上です。

梅雨や台風、季節の変わり目になると、決まって関節や腰、肩などに痛みを感じる…そんな経験はありませんか?
気圧のせいだと分かっていても、「なぜ天気が悪くなると痛むの?」という疑問には、はっきりと答えられない方も多いかと思います。

実はその原因、“関節”ではなく“脳”が関係しているのです。
今回は、神経学の視点から「気圧と関節痛」の関係をわかりやすく解説し、すぐにできるセルフケアもご紹介します。

◆気圧の変化=身体にとっての“ストレス”

気圧が下がると、私たちの体内ではさまざまな物理的・生理的変化が起こります。
具体的には、内耳(耳の奥)の「前庭系」というセンサーが、気圧や重力の変化を感知し、その情報を脳に伝達します。

このとき、脳がうまく処理できないと、

  • 自律神経の乱れ
  • 筋肉の緊張
  • 痛みの再活性化
    といった反応が起こりやすくなります。

これは、いわば“脳の誤作動”。
本来なら痛くないはずの刺激が「危険」と認識され、痛みとして出てくるのです。

◆「脳に記憶された痛み」が再生される?

関節痛が気圧の変化で起こる背景には、「脳に記憶された痛み」の存在が大きく関わっています。

脳は、過去のケガや炎症の記憶を保持しており、
同じような“環境条件”がそろうと、実際に傷んでいなくても痛みを再現するように働きます。

つまり、

「昔、ひざを痛めたことがある人が、雨の日になるとひざが疼く」
という現象は、まさに脳が痛みを“再演”している状態とも言えるのです。

◆本郷駅前整体アマの施術では…

当サロンでは、「100歳まで歩ける健康な体づくり」をコンセプトに、
神経の働きを調整する神経学的アプローチを取り入れています。

  • 脳幹や前庭系の過敏反応を和らげる施術
  • 呼吸や姿勢を通して脳のバランスを回復させるトレーニング
  • 自律神経の働きをサポートする手技

ただ「揉む」「ほぐす」だけではない、根本からのケアを行っています。

◆おすすめの通い方

気圧変化に弱い方は、春・梅雨・台風前後など気候が乱れやすい時期に、事前のケアが非常に有効です。
最初は1〜2週間に1回のペースで数回受けると、神経の反応が整い、再発防止にもつながります。

◆今すぐできる!脳に効くセルフケア

【前庭刺激&自律神経調整エクササイズ】

  1. 椅子に座り、両耳たぶを軽く引っ張りながら小さく回します。
  2. 頭を左右にゆっくり動かしながら、眼球も同じ方向にゆっくり追従させます。
  3. 最後に、3回深呼吸してリラックス。

このエクササイズは、前庭系→脳幹→自律神経のルートを整える働きがあり、
気圧の変化に“脳が正しく対応できる”準備をサポートしてくれます。

関節痛を“関節”だけで考える時代は終わりつつあります。
これからは、「脳がどう反応しているか」という視点がとても重要です。

気圧で体調が乱れやすいあなたも、
脳・神経のケアを通して、痛み知らずの毎日を目指していきましょう。

関連記事
その痛み、目だけのせいじゃない!? – 整体アマ
朝ストレッチが効かない? – 整体アマ
力が出ない…?その原因、神経の通り道にあるかも!


#機能神経学 #関節痛と脳 #前庭神経 #脳の誤作動 #気圧不調 #整体アマ #名東区整体 #体芯力 #100歳まで歩ける体

< 一覧へ戻る