イライラを鎮める「呼吸の科学」|感情に振り回されない身体づくり
こんにちは
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒「本郷駅前整体アマ」です。
今回は「呼吸」と「感情」の科学的な関係についてお届けします。
呼吸法といえばリラックスやヨガの印象が強いですが、実は神経学的にも「呼吸」は感情を調整するための“唯一のコントロール可能なスイッチ”だといわれています。
◆ なぜイライラするのか? ~脳と神経のメカニズム~
私たちの感情を生み出すのは、「大脳辺縁系」という“感情脳”のエリア。
特に怒りや不安、焦りはこの領域が過剰に反応した結果として起こります。
そしてこの感情脳が暴走すると、交感神経が優位になり、呼吸は浅く・速くなり、筋肉は緊張し、さらに怒りやすくなるという負のスパイラルに。
つまり、呼吸の変化は“結果”であると同時に“原因”でもあるのです。
◆ 呼吸で神経を調整できるって本当?
呼吸は、内臓や血圧などと同じく自律神経の支配下にあります。
でも違うのは「自分でコントロールできる」という点。
この“唯一の自律神経スイッチ”を使って、副交感神経(リラックス状態)を優位にすることで、興奮した脳を落ち着かせることができます。
たとえば、「吐く呼吸」には迷走神経という副交感神経の大元を刺激する効果があります。
だからこそ、「吸う」より「吐く」ことが大事なんですね。
◆ 整体でできること ~感情に左右されにくい身体づくり~
本郷駅前整体アマでは、単にリラックスしていただくだけでなく、
- 呼吸に関わる肋骨・横隔膜の可動性改善
- 背骨の可動域を上げ、自律神経の通りを整える
- 頭部・首・肩の筋緊張を緩めて“思考過多”から抜ける
など、“構造から自律神経を整える施術”を行っています。
イライラしやすい方は、首〜背中の緊張が強く、頭部も硬くなっていることが多いです。
これでは呼吸が深まらず、常に戦闘モードが続いてしまいます。
だからこそ、 “自分で落ち着ける身体” “感情に左右されにくい身体” を土台からつくっていくのが、整体の役割です。
◆ 今すぐできるセルフケア
4秒間の「脱力ホールド」呼吸
今回は、過去に紹介した腹式呼吸や鼻呼吸と異なり、神経に直接働きかける「脱力ホールド」呼吸法をご紹介します。
\方法/
- 姿勢を正して、口を軽く閉じる
- 鼻から4秒かけて、静かに吐きます
- 吐ききったところで4秒、何もせずそのまま(息を止める)
- 鼻から自然に息を吸う
- 1〜3を3〜5セット
ポイントは「吐き切ること」と「止めているときに肩の力を抜くこと」。
これにより副交感神経が優位になり、心拍・血圧も安定します。
◆ 呼吸は“心を整える鍵”
呼吸の科学が示すとおり、感情は決してコントロール不能ではありません。
身体へのアプローチを通じて、神経のバランスが取れてくると、自然とイライラもしにくくなってきます。
呼吸に意識を向けることは、自分自身を見つめ直すことでもあります。
整体で「整える力」を引き出し、日常で「整える習慣」を身につけて、 感情に振り回されず、心地よく過ごせる毎日をサポートしていきます。
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