「できる」と「安定してできる」は違う
こんにちは。
名東区・本郷駅前で「100歳まで元気に歩ける体づくり」をサポートしている、本郷駅前整体アマの井上です。
普段は何とも思わず歩いている道でも、ちょっとしたことで歩きにくくなることがありませんか。
例えば、いつもの道なら普通に歩ける。
ところが、段差があったり道が狭かったり、人をよけながら歩かなければならなかったりすると、急に足元を意識する。
こういうことってありますよね。
「歩けるのになんだか不安定」
この違いは、身体を考えるうえで結構大事なポイントです。
「歩ける」ということだけを見ると、問題なく動けているように感じます。
立てる。
歩ける。
階段も上れる。
片足立ちもできる。
それなら身体はちゃんと動いている。
もちろん、それも大切です。
でも、身体を見るときには、もう一つ見ておきたいことがあります。
同じ動作を、条件が変わっても安定してできるか。
これは「できる」とは別の能力です。
例えば、片足立ちが10秒できたとします。
それだけなら、
「バランスは大丈夫そうだ」
と考えますよね。
でも、床が少し違ったらどうでしょう。
目線を変えたら?
少し手を動かしたら?
疲れていたら?
同じ10秒でも難しさは変わります。
日常生活も同じです。
いつも同じ場所で、同じ動きをしているわけではありません。
歩く道も毎回違います。
段差があります。
坂道があります。
人や自転車が横を通ります。
急に方向を変えることもあります。
そのたびに身体は、
「今、どこに体重が乗っているのか」
「このまま進んで大丈夫なのか」
「次はどこに足を出すのか」
といった情報を受け取りながら、動きを調整しています。
だから安定して動くためには、筋力だけでは足りません。
そのときの状況に合わせて、自分の身体を調整できること。
これが重要になります。
もちろん、筋力は必要です。
立つにも歩くにも、身体を支える力がなければ動けません。
ただ、力があることと、その力を上手に使えることは別です。
例えば、身体を支えるために必要以上に力が入っていれば、それだけ動きは硬くなります。
逆に、必要なときに必要な力を使い、必要のないところでは力を抜ければ、身体は状況に合わせて動きやすくなります。
「強い身体」と「うまく使える身体」は、同じではありません。
そして、これには身体の感覚も関わっています。
足裏で地面を感じる。
身体の傾きを感じる。
関節がどの位置にあるのかを感じる。
目で周囲を見る。
そうした情報を受け取りながら、身体は動きを調整しています。
だから整体で身体を見るときも、筋力だけを見て終わりにはしません。
身体がどんな情報を受け取り、それをどう動きにつなげているのか。
そこまで含めて見ていきます。
年齢を重ねると、
「前より筋力が落ちたからかな」
と考えることがあります。
もちろん、筋力の変化もあります。
でも、
「歩けるけれど、以前より不安定になった」
「段差になると急に怖くなる」
「方向を変えるときに足元が気になる」
という変化なら、筋力だけの問題とは限りません。
身体を状況に合わせて調整する能力が変わっている可能性もあります。
だから、100歳まで元気に歩ける体づくりを考えるとき、
「何キロ歩けるか」
「どれだけ筋力があるか」
だけではなく、
そのときの状況に合わせて身体をコントロールできるか
という視点も大切になります。
平らな道を歩ける。
階段を上れる。
それだけで終わらず、
段差があっても。
少しバランスを崩しても。
歩く方向が変わっても。
その状況に合わせて身体を調整できる。
そうした力が、日常生活では大きな意味を持ちます。
「できる」は、動作を成功させること。
「安定してできる」は、状況が変わっても、そのときの身体に合わせて動きを調整できること。
この二つは似ていますが、同じではありません。
だから僕は、身体を整えるときも、単純に「できるようになったか」だけではなく、その身体をどれだけ状況に合わせて使えるようになっているかを見るようにしています。
筋力をつけることも大切。
でも、それだけではなく、
感じる。
判断する。
動かす。
調整する。
そうした力まで含めて身体を見ていく。
それが、これから先も自分の足で歩いていくための身体づくりにつながっていきます。
名東区本郷駅前
本郷駅前整体アマ
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