「歩くとすぐ疲れる人」へ ― 骨盤・股関節と足の連動と神経の力
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
「歩くと数分で疲れてしまう」
「体力が落ちた気がする」…
そんなご相談をよくいただきます。
しかし、必ずしも筋肉が弱っただけではありません。
骨盤・股関節と足の連動性、そして神経の働きがカギを握っています。
◆骨盤・股関節と足の連動性
骨盤・股関節は体の推進力を生み出すエンジン。足はその力を路面に伝えるタイヤの役割を果たします。もし股関節が硬い、骨盤との連携、足の指が使えていないとなると、エンジンの力がタイヤに伝わらず、すぐに疲れが出てしまいます。
◆神経の働きが疲れに関係
筋肉は「神経の指令」で動きます。神経がうまく働いていないと、力を発揮できず、歩いても効率が悪いのです。整体では骨格の調整とあわせて神経系の働きを整えることで「歩ける体」をサポートしています。
◆簡単セルフケア
足指グーパー運動
- やり方
- 椅子に腰かけ、両足を床につける。
- 足の指を大きく開く。
- しっかり握りこむ。
- 10回を朝晩で2セット。
- 期待できる効果
- 足裏の感覚が高まり、バランスが安定。
- 股関節から足までの運動連鎖が整う。
- 血流改善で足の疲れや冷えも軽減。
- 理由
- 足指の運動は末梢神経を刺激し、脳と足のつながりを活性化する。
- 足底筋群が働くことで股関節の動きが下肢に効率よく伝わる。
- 結果として歩行動作全体の効率が高まり、疲れにくい体へ導く。
◆日常で意識したいこと
歩行時は「骨盤から動かしてかかとから着地し、足指で地面を押す」動きを意識しましょう。これだけで歩行の推進力が変わり、体全体が軽く感じられます。
「歩くとすぐ疲れる」原因は年齢や筋力低下だけではなく、骨盤・股関節・足・神経の連動にあります。セルフケアで体の回路を目覚めさせ、整体でバランスを整えることが、100歳まで歩ける体づくりに直結します。
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