冷房疲れを整える東洋医学的アプローチ ― 三陰交ツボと自律神経ケア
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
夏場に増える「冷房疲れ」。だるさ、足のむくみ、頭の重さ、眠りの浅さ。これらは単なる冷えだけでなく、自律神経の乱れが関係しています。
■冷房疲れと自律神経
エアコンの冷気は末梢血管を収縮させ、血流を滞らせます。その結果、筋肉が硬くなり姿勢が崩れ、体幹の安定性も低下。さらに、自律神経の交感神経優位が続くことで疲労感や不眠が強まります。体を連動して使えていないと、骨盤と背骨の安定が乱れることで内臓の動きが弱まり、疲れやすさにつながるのです。
■セルフケア:三陰交のツボ押し
- やり方
- 内くるぶしの上、指4本分の位置を確認。
- 親指でゆっくり5秒押し、5秒休む。
- 片足につき5〜10回。朝晩行うのが理想。
- 期待できる効果
- 下肢の血流改善で冷え・むくみの軽減。
- 自律神経の切り替えを助け、眠りが深くなる。
- ホルモンバランスを整え、更年期症状の緩和に。
- 理由
- 三陰交は東洋医学で「脾・肝・腎」の経絡が交わる要所。血液循環や水分代謝を整える。
- 神経への刺激が副交感神経を優位にし、リラックス効果を高める。
■日常で意識したいこと
- 冷房下では素足を避け、足首を温める。
- 就寝前はぬるめのお風呂でリラックスし、副交感神経を高める。
- 冷たい飲み物を控え、常温の水や温かいお茶を選ぶ。
■サロンでできること
整体では骨盤と背骨を整え、内臓と神経の働きをサポートします。さらに経絡を意識したタッチで自律神経を整え、ツボ押しセルフケアがより効果的になるようお手伝いします。
■整体でできる東洋医学的アプローチ
当サロンでは経絡の流れを整えるタッチや、内臓の動きを引き出す手技を組み合わせています。例えば肝経や腎経のラインに沿った緊張を緩めることで、全身の血流が整いやすくなります。また、腹部へのやさしいアプローチで自律神経が落ち着き、呼吸も深まりやすくなります。こうした施術はツボ押しセルフケアと相乗効果を生み、日常生活の快適さにつながります。
冷房疲れは生活習慣の工夫とツボケアで大きく変わります。セルフケアを続けながら、整体での調整を組み合わせれば「100歳まで歩ける体」を無理なく育てられます。体を整えることは未来の歩行力への投資です。小さな工夫と整体を組み合わせて、心身の安定を実感してください。
関連記事
・冷たい飲食で内臓下垂?骨格と内臓の関係から考えるケア
・その不調、夏バテじゃなく“冷え”?冷房冷えと内臓の関係
・クーラーのせい?夏の冷えに悩む女性が増えています
#整体アマ #名東区整体 #更年期ケア #冷房疲れ #ツボ押し #三陰交 #血流改善 #自律神経ケア #体芯力 #100歳まで歩ける体