更年期ケアに欠かせない骨盤底筋と呼吸の連動
更年期ケアに欠かせない骨盤底筋と呼吸の連動
こんにちは。地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
更年期は女性の体にとって大きな節目であり、ホルモンの変化により心身の不調が現れやすくなります。肩こりや腰痛、尿漏れ、下腹部のたるみ、姿勢の崩れなど、その症状は多岐にわたります。その背景に「骨盤底筋の機能低下」が隠れていることは、あまり知られていません。
骨盤底筋は、骨盤の底で内臓を支える複数の筋肉群の総称です。尿道や膣、肛門を囲み、排泄や骨盤の安定に深く関わります。加齢や運動不足、出産経験などで筋力が低下すると、尿漏れや姿勢の不安定化、内臓下垂などを招きやすくなります。
また、骨盤底筋は呼吸運動とも密接に関係しています。息を吸うときには緩み、吐くときに引き締まるというサイクルがあり、横隔膜や腹横筋、多裂筋といった体幹の深層筋と連動しています。この連動が乱れると、体幹の安定性が低下し、腰や骨盤に負担がかかります。
――自宅でできる骨盤底筋ケア――
やり方
- 椅子に浅く腰かけ、背筋を伸ばします。
- 鼻からゆっくり息を吸い、お腹と骨盤の奥が広がる感覚を意識します。
- 口から息を吐きながら、肛門と膣を同時に引き上げるように意識します。
- 5秒かけて引き上げ、5秒かけて緩めます。
- 朝晩2〜3セット行うのが目安です。
期待できる効果
・骨盤の安定性向上
・腰痛や尿漏れの予防
・下腹の引き締め
・深い呼吸による自律神経の安定
なぜ効くのか
骨盤底筋は腹腔内圧を支える最後の要であり、呼吸のリズムと連動させることで本来の動きを取り戻しやすくなります。呼吸に伴う仙骨周囲の神経刺激が筋肉の再教育を助け、体幹の安定性が増します。これにより全身の動きが効率化し、疲れにくくなります。東洋医学では骨盤底の位置を「下丹田」と呼び、ここを整えることが生命エネルギーの巡りを改善し、心身の調和をもたらすと考えられています。
当サロンでは体芯力®をベースに、骨盤底筋と呼吸の連動を回復させる施術を行っています。更年期を前向きに乗り越え、100歳まで歩ける体づくりをサポートします。
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