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背中を広げて呼吸と姿勢をつなぐ水曜ケア|肩甲骨と肋骨をやさしく整える – 整体アマ

背中を広げて呼吸と姿勢をつなぐ水曜ケア|肩甲骨と肋骨をやさしく整える

こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。

週の折り返しになる水曜日は、
「なんとなく背中が重い」
「呼吸が浅くて頭がぼんやりする」
という声が増えるタイミングです。
週の前半で溜まった疲れや、長時間のパソコン・スマホ作業の影響が表に出やすい日でもあります。

背中が丸くなり、胸がつぶれた姿勢が続くと、肋骨の動きが小さくなり、呼吸も浅くなります。
呼吸が浅いと酸素や血液が体のすみずみまで届きにくくなり、
「疲れが抜けない」
「やる気が出ない」
といった状態につながります。

背中は“呼吸と姿勢をつなぐハブ”のような場所です。
背中がふわっと広がり肋骨が立体的に動き出すと、呼吸が自然と深まり自律神経も落ち着いてきます。その結果、姿勢を支えるインナーマッスルが働きやすくなり、無理をしなくても楽に良い姿勢を保てるようになります。

今日は、背中と肩甲骨をやさしく動かしながら、呼吸と姿勢のつながりを取り戻すセルフケアをご紹介します。

【今日のセルフケア】
壁スライド+肩甲骨スライド(2〜3分)

1.壁に背中を軽くつけ、かかとを少し前に出して立ちます。
お尻と背中、後頭部がふんわり壁に触れるくらいが目安です。
2.両肘と手の甲を壁につけ、息を吐きながら腕をゆっくり上へスライドします。
このとき、腰だけが反りすぎないように、おへそを軽く背骨の方へ寄せます。
3.息を吸いながら腕を戻し、肩甲骨を背中の外側へふんわり広げる意識で下ろします。
胸を張るよりも、「背中が横に広がる」感覚を大事にします。
4.余裕があれば、腕を下ろした姿勢で、肩甲骨を小さく寄せる→広げるを3〜5回繰り返します。
呼吸は止めず、吐く息ごとに力みを手放していきます。

【期待できる効果】
1.背中が横にも縦にも広がり、肋骨が立体的に動きやすくなることで、呼吸が深まりやすくなります。
2.肩甲骨まわりのこわばりがゆるみ、首や肩にかかっていた余分な負担が軽くなります。
3.姿勢を支える体幹が働きやすくなり、同じ姿勢を続けたときの疲れ方が変わってきます。

【理由】
壁という“ガイド”に体をあずけることで、自分の背中や骨盤が今どこにあるのかを感じ取りやすくなります。
肩甲骨と肋骨の間の滑りが戻ると、呼吸のたびに背中側にも空気が入り、上半身全体で呼吸できるようになります。
これが、自律神経を落ち着かせ、「今は安心していい」というメッセージを脳に届けてくれます。

背中が広がることで、胸だけでなく、みぞおちやお腹も柔らかく動き始めます。

【日常で意識したいこと】
1.デスクワークのときは、肘を体の横に引き寄せて「脇を軽く締める」意識を持つ。
2.スマホを見る時間が長くなりそうな日は、あらかじめ画面の位置を目線に近づけ、首と背中が前に倒れすぎないようにする。
3.冷え込む日は、背中と肩甲骨まわりに一枚羽織るものを準備しておき、冷えからくるこわばりを予防する。

背中がふわっと広がると、呼吸も気持ちもすっと楽になります。
本郷駅前整体アマでは、背中・肋骨・肩甲骨・骨盤の連動をチェックし、「100歳まで歩ける体」につながる姿勢づくりをサポートしています。

週の折り返しで疲れが出やすい水曜日こそ、ご自身の背中に少し意識を向けてみませんか。
セルフケアと整体を組み合わせて、週の後半を軽い体で過ごしていきましょう。

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