身体は「柔らかい」だけでは、動ける身体にならない
こんばんは。
名東区・本郷駅前で「100歳まで元気に歩ける体づくり」をサポートしている、本郷駅前整体アマの井上です。
10月に入り、朝晩はずいぶん過ごしやすくなってきました。
夏の暑さが落ち着いてくると、少し歩いてみたり、運動を始めてみたり、体を動かす機会も増えてきます。
久しぶりに体を動かしてみると、
「思ったより体が動かないな」
と感じることがあります。
特に気になるのが、体の硬さです。
前より前屈ができない。
しゃがみにくい。
肩が上がりにくい。
そんなとき、「もっと体を柔らかくした方がいいよな~」と考えるのは自然なことです。
ただ、身体を動かすことを考えると、柔らかさだけでは少し足りません。
例えば、ストレッチを続けて前屈ができるようになったとします。
以前より手が遠くまで届く。
これは、確かに身体の変化です。
では、その変化がそのまま歩きやすさにつながるでしょうか。
階段を上るとき。
しゃがんで物を拾うとき。
方向を変えるとき。
ここでは、また別の能力が必要になります。
身体は、ただ大きく動けばいいわけではありません。
動かせる範囲を、実際の動作の中で使えること。
これが大切です。
例えば股関節がよく動いても、歩くときにその動きを使っていなければ、歩き方は変わりません。
反対にものすごく柔らかいわけではなくても、今ある動きをうまく使って歩いたり、しゃがんだりできる人もいます。
だから、
「どれくらい柔らかいか」
と
「どれくらい動けるか」
は、同じではありません。
実際の動作では、身体は毎回同じようには動きません。
歩く場所が変わる。
段差がある。
荷物を持つ。
疲れている。
周りの状況に合わせて方向を変える。
そのたびに身体は、今どこに体重が乗っているのか、どこが動いているのか、どのくらい力を使えばいいのかを感じながら調整しています。
だから、動ける身体には柔軟性だけでなく、感じ取って、調整して、動かす力も必要になります。
もちろん、柔軟性は大切です。
動かせる範囲が狭すぎれば、できる動作も限られてしまいます。
だから、体を柔らかくすることを否定したいわけではありません。
ただ、
「柔らかくする」ことと「使えるようにする」ことは分けて考えたい。
これが今回お伝えしたいことです。
ストレッチをして動く範囲が広がった。
そこで終わるのではなく、その動きを立つときに使う。
歩くときに使う。
しゃがむときに使う。
日常の動きの中で経験していく。
そうすることで、柔らかさが実際の身体の機能につながっていきます。
100歳まで元気に歩ける体づくりで大切なのも、単純に「柔らかい身体」をつくることではありません。
今ある身体を感じて、必要なところを動かして、その動きを日常生活の中で使えること。
そのために必要な柔軟性も、筋力も、感覚も、身体を調整する力も含めて見ていきます。
身体は、持っている能力そのものより、それをどう使えるかで日常の動きが変わります。
柔らかさを手に入れることは、ゴールではありません。
その柔らかさを、これからの生活で役立てられる身体にしていく。
10月は、そんな「使える身体」という視点から、身体の動きについて考えていきます。
名東区本郷駅前
本郷駅前整体アマ
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