転ばない体を育てるバランス習慣――足裏・骨盤・視線をそろえて“揺れない軸”をつくる
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
段差でヒヤッ
電車でふらつく
夕方ほど足取りが乱れる
――そんな小さなサインは、体が「軸を整えたい」と教えてくれている合図です。
バランスはセンスではなく、足裏の感覚、骨盤の安定、視線の使い方が揃えば誰でも伸びます。
今日はスマホ片手でもできる“揺れない軸づくり”をご紹介します。
■バランスが崩れると何が起こる?
足裏の情報が鈍ると接地が乱れ、膝や腰で代償が起きます。
骨盤の安定が低いまま片脚に乗ると、上半身はブレーキを踏むように固まり、呼吸は浅く。
視線が一点に固定されると、頭と体の向きがズレてよろけやすくなります。
■中心から立つほど“少ない力で安定”
足裏→骨盤→背骨→頭の順に情報が通ると、力まずに立てると考えます。
足裏の解像度が上がるとアーチが働き、骨盤が静かに安定。
背骨が伸び、視線が遠くに抜けるほど、転びにくい体に近づきます。
■簡単セルフケア
足裏スキャン+タンデム立ち+遠近切替(1〜2分)
─準備─
壁のそばで裸足。滑らない床。指先で壁に触れてもOK。
─やり方─
1)足裏スキャン
三点(母趾球・小趾球・かかと)に静かに重さを分配。土踏まずが内側からふくらむ感覚で3呼吸×2回。
2)タンデム立ち
片足をもう片足の前に一直線。耳・肩・骨盤・くるぶしを縦にそろえる意識で30秒。左右。
3)遠近切替
遠くの看板→30㎝先の指先にゆっくり視線を切替5回。頭は正面のまま。
─期待できる効果─
・接地の情報が鮮明になり、つまずきが減る。
・骨盤の揺れが減って、歩幅とテンポが自然にそろう。
・視線と体の向きが一致し、ふらつきにくい。
─理由─
足裏スキャンは感覚入力を高め、内在筋とアーチを起動。
一直線のタンデムは安全に片脚支持を再学習し、遠近切替は頭部と体幹の協調を促します。
3つの相乗効果で、呼吸・循環・姿勢のループが整い、機能的な身体の使い方の土台が安定します。
■日常で意識したい3つのコツ
【靴】つま先は少し広め、かかとは脱げないサイズ。ソールは曲がりやすいもの。
【環境】夜道は足元を照らす。室内の段差や絨毯のめくれは早めに整える。
【持ち方】重い荷物は左右で持ち替える。両手が使えるバッグも有効。
■よくあるつまずきとコツ
・すぐふらつく→壁・椅子を指で軽く触れてOK。触覚の安心が揺れを減らす。
・足裏がつりそう→時間を半分にし、回数を分ける。
・効果が分かりづらい→前後で片脚立ち10秒を比較。揺れ幅や呼吸の楽さを観察。
■もう一歩のケア
つま先軽上げ下げ×20回
その場でつま先を軽く上げ下げ。
すね前が目覚めると、つまずき予防に直結します。
当サロンでは、足裏―足首―膝―骨盤の連動評価と調整を行い、歩行の動画確認や靴選びのポイントもお伝えします。
セルフケアが“効く体”に底上げし、必要に応じて通い方の目安もご提案します。
小さな習慣で、外出はもっと安心に。
今日の1〜2分を積み重ね、「100歳まで歩ける体」を一緒に育てていきましょう。
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