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頭と首をゆるめて自律神経を整える――眠りと呼吸を回復する整え方 – 整体アマ

頭と首をゆるめて自律神経を整える――眠りと呼吸を回復する整え方

こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。

「眠りが浅い」
「夕方にどっと疲れる」
「肩や首のこわばりが抜けない」
その背景には、頭と首まわりの緊張が続き、自律神経が休みにくい状態が隠れていることが少なくありません。
まずは“抜く力”を思い出すところから、1日の質を取り戻しましょう。

なぜ“頭と首”がカギになるのか

頭の重さは体重比で見ると意外と大きく、わずかに前へずれるだけで首の筋肉は常に踏ん張ります。
噛みしめ、長時間の画面作業、うつむき姿勢は後頭部~うなじを硬くし、血流と呼吸のリズムを乱します。
結果として交感神経が優位に傾き、回復が後回しになってしまうのです。

さらに、頭と首のこわばりは目の疲れや歯の食いしばりとも連鎖し、睡眠の質低下、朝の頭重感、集中力の切れやすさへと波及します。
つまり「頭と首をゆるめる」ことは、単なるリラックスではなく“回復のスイッチ”を押す具体的な行為なのです。

簡単セルフケア
耳介リフト(耳まわりリリース)

─やり方─
・親指と人差し指で耳をやさしくつまみ、痛みのない圧で全体を包む。
・耳の縁を上→後ろ→下へ、小さく円を描くように1周。
・最後に耳全体を斜め上へそっと引き、口からながく吐く。30秒×2。

─期待できる効果─
・側頭部と後頭部の緊張がほどけ、首肩まわりの圧迫感が軽くなる。
・吐く息がながくなり、心拍が落ち着いて“切り替わる”感覚が生まれる。
・目の奥のこわばりが緩み、頭の重さがすっと軽くなる。

─その理由─
耳の周囲には自律神経に関わる反射点が分布し、やさしい刺激が「抜けない力み」をほどきます。
呼気延長と組み合わせることで、副交感神経が働きやすい環境をつくり、脳と体に“休む合図”を届けられます。

日常で整える3つの場面

【仕事】
・モニターは目線の少し下、キーボードは肘90度。1時間ごとに席を立ち、後頭部を手のひらで10秒温める。
【家】
・噛みしめに気づいたら、上下の歯の間に1ミリの余白をつくる。入浴後はドライヤーの温風を30秒だけうなじへ。
【移動】
・スマホは胸の高さで持ち、あごを引きすぎない。信号待ちで肩を後ろへ小さく回し、呼気をながく。

もう一歩進めるなら
視界リセット(眼のスライド)

・顔は正面のまま、目だけを左右にゆっくりスライド。往復5回。
・次に上下へスライド。往復5回。
→ 目の奥の緊張が抜け、後頭部の硬さがほぐれやすくなります。
耳介リフトと組み合わせると、切り替えがよりスムーズに。

当サロンでは、後頭部・頸椎・肩甲帯の滑走を整え、肋骨と呼吸の連動を引き出します。
頭と首のこわばりを解くとともに、姿勢と噛みしめのクセ、視線の使い方まで確認し、“回復しやすい土台”をつくります。
セルフケアの効果を長持ちさせたい方に向け、日常の調整ポイントも具体的にお伝えします。

今日の1分で、明日の回復力は変わります。
セルフケアで軽さを感じたら、整体で頭と首の連動を丁寧に整え、眠りと呼吸の質を底上げしていきましょう。
無理のない方法で、100歳まで歩ける体を一緒に育てていきます。

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