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骨盤の安定で歩行力アップ――神経から整える – 整体アマ

骨盤の安定で歩行力アップ――神経から整える

こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。

「歩き出しでぐらつく」
「長く歩くと腰が重い」
「上半身がこわばる」
――これらは“骨盤の安定性低下”のサインです。
骨盤は上半身と下半身をつなぐハブで、ここが揺れると足裏からの力が逃げ、歩幅が狭くなります。

■固めない安定=神経の同期

歩行力は筋力だけでなく、骨盤の“ミリ単位の制御”で決まります。
足裏の触圧・股関節の位置感覚・体幹の深部筋の出力を同期させ、強く固めずに「しなる安定」を作ります。
結果として、歩くほど楽に、疲れにくい体へ近づきます。

【今日のセルフケア】

骨盤クロック(座位)+中殿筋タップ(2分)

準備

椅子に浅く座り、坐骨で座ります。
足裏を床につけ、呼吸を止めない準備をします。

やり方

1)骨盤の12時(前)・6時(後)・3時(右)・9時(左)を意識して、小さく転がします。
  1→3→6→9→1の順で3周。
2)立位で骨盤外側(ポケットの少し後ろ)を指先でトントン10回タップし、左右とも行います。
3)最後に両足で床を軽く踏み、骨盤が水平に“しなる”感覚を確かめます。

期待できる効果

・仙腸関節と腰椎の協調が整い、歩き出しが軽くなります。
・中殿筋が反射的に働き、片脚支持の横揺れが減ります。
・上半身の過緊張が抜け、歩幅とテンポが自然に整います。

理由

骨盤クロックは“安全な可動域”を神経に再学習させ、関節包の滑走と深部筋のタイミングを改善します。タップは固有受容器への微細刺激で筋出力の立ち上がりを助け、足裏から骨盤への力の通り道を作ります。

■日常で意識したい3つのコツ

【歩く前】信号待ちに骨盤12→3→6→9→12を1周。
【階段】足裏三点で踏み、骨盤は水平のまま“軽く前傾”。
【デスク】30分に一度、座面で骨盤を小さく前後に転がします。

■よくあるつまずきと対策

・腰が反る→おへそを背骨へ寄せ、肋骨を横に広げて呼吸します。
・動きが分かりにくい→手で骨盤の前後左右を触れて位置を感じます。
・続かない→歯みがき中や電車待ちに30秒だけ行います。

■歩行科学の豆知識

歩行中、骨盤は左右でわずかに回旋・傾斜します。この“微小な揺れ”を神経が適切に制御できると、膝や足首の負担が分散し、推進力が自然に生まれます。
ポイントは“止める”ではなく“通す”。
骨盤が水平を保ちながらしなると、上半身の振り子運動と足裏の反力がうまく合流します。

■安全と注意

痛みやしびれ、ぎっくり腰の直後は無理をせず、動きを小さく行います。
骨盤周囲の強いストレッチは避け、呼吸を止めないことが安全のコツです。

■セルフチェック

ケア前後で、歩き出しの軽さ、片脚立ちの安定、階段の上りやすさを10段階でメモします。
1週間後に見返すと変化が分かります。

当サロンでは、骨盤・股関節・足部の連動を評価し、神経リリースとモビライゼーションで“ぶれない一歩”をつくります。
セルフケアの効きを底上げし、長く歩いても疲れにくい身体づくりをサポートします。

安定した骨盤は、歩くほど巡りを高め、全身を軽くします。
今日の2分ケアと整体を組み合わせ、秋の外出をもっと快適にしませんか。
初回体験で歩行の変化をご確認ください。

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