肩甲骨を動かしてるのに改善しない本当の理由とは?見落としがちな“深層”へのアプローチ
こんにちは。
本郷駅2番出口から徒歩20秒の「本郷駅前整体アマ」の井上です。
「肩甲骨をはがすと肩こりに効く」
「肩甲骨を意識すれば姿勢が良くなる」
近年よく耳にするようになった“肩甲骨ケア”。
肩甲骨まわりをストレッチしたり、運動で動かしたりと意識されている方も多いのではないでしょうか?
ところが、こんな声もよく聞きます。
「肩甲骨をたくさん動かしてるのに、肩こりが良くならない」
「やった直後はラクになるけど、すぐに戻ってしまう」
その理由は、“本当にほぐすべき場所”を見落としているからかもしれません。
■ 肩甲骨の動きは“内側”で決まる
肩甲骨は、背中の表面にある骨ですが、その動きをコントロールしているのは体の“内側”の筋肉です。
たとえば、
- 前鋸筋(ぜんきょきん):脇の下から肋骨にかけて広がる筋肉
- 肋間筋(ろっかんきん):肋骨同士をつなぐ小さな筋肉
- 広背筋(こうはいきん):背中から腕に伸びる大きな筋肉
こういった筋肉の緊張や硬さがあると、肩甲骨が内側から引っ張られ、動きが制限されてしまうのです。
つまり、「肩甲骨を動かす」こと自体が間違っているのではなく、
その前に“土台”である内側の硬さをゆるめる必要があるということなんですね。
■ 肩甲骨だけ動かしても「戻る」のはなぜ?
当サロンでも、肩こり・猫背・背中の重だるさを訴える方の多くが「肩甲骨体操」を取り入れています。
しかし、「その場では気持ちいいけど、すぐ元に戻る」「またすぐに重たくなる」という声も多く聞かれます。
それは、肩甲骨の動きが“結果”であって“原因”ではないから。
特に、前鋸筋や肋間筋といった深層の筋肉は、日常の浅い呼吸や巻き肩姿勢などによって硬くなりやすく、
この硬さが改善されない限り、肩甲骨の動きはすぐに制限されてしまうのです。
■ 内側の支えが崩れると、外側が固まる
身体の不調を“表面的な動き”だけで捉えず、身体の芯から生まれる支えに注目しています。
肩甲骨の動きが悪い方の多くは、実は
- 呼吸が浅い
- 肋骨が固まって動かない
- 脇腹や背骨まわりに緊張がある
といった共通点を持っています。
これは、体の芯=インナーマッスルや呼吸筋がうまく使えていない証拠。
体の内側で安定できないから、外側が無理に緊張して支えようとしているんですね。
本郷駅前整体アマでは、表面的な肩甲骨はがしだけではなく、
- 前鋸筋、肋骨周囲の筋膜リリース
- 呼吸筋への神経アプローチ
- 姿勢と重力バランスを整える運動療法
など、体の内側から肩甲骨の動きを改善する施術を行っています。
一時的な気持ちよさだけではなく、根本的な改善を目指していきたい方にこそ受けていただきたい施術です。
■ おすすめの通い方
状態や目的によって異なりますが、
- 慢性的な肩こりや猫背が気になる方:まずは週1〜2回×1ヶ月
- 定期メンテナンスや体のクセ予防に:月1~2回程度
を目安にしていただくのがおすすめです。
特に深層筋へのアプローチは、数回の継続で変化が定着しやすくなる傾向があります。
プリペイドカードなど継続サポートもご用意していますので、安心してご相談ください。
■ 今すぐできる!自宅でできる“脇ゆるめ”セルフケア
【やり方】
- 椅子に座り、脇の下にテニスボールまたはグーの手を当てる
- 反対側の手で軽く圧をかけて、深呼吸を10回
- 息を吐くときに、肋骨が広がってゆるんでいくイメージで
【期待できる効果】
- 前鋸筋・肋間筋の緊張緩和
- 呼吸の改善
- 肩甲骨の可動性アップ
【その理由】
脇の下には、肩甲骨の動きを内側から支える重要な筋肉が集まっています。
また、呼吸筋の一部でもあるため、呼吸を使いながらゆるめるとより効果的です。
■ 肩甲骨だけじゃない、“本質”を整える整体を
「肩甲骨を動かしているのに変わらない」──
それは、肩甲骨の奥深くにある“本当の原因”にアプローチできていないからかもしれません。
見落とされがちな“内側の硬さ”をゆるめ、体の芯から整えていくことが、
肩こり改善・姿勢改善・快適な呼吸への第一歩です。
もしあなたが今、「セルフケアを頑張ってるのに変わらない」と感じているなら、
ぜひ一度、“芯から整える”整体を体験してみてくださいね。
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