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夏に育てる股関節のしなやかさと安定性 – 整体アマ

夏に育てる股関節のしなやかさと安定性

こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。

夏と股関節の関係

夏は外出や運動の機会が増える一方、冷房による下半身の冷えや水分不足で筋肉がこわばりやすくなります。
その中でも股関節は、歩行・階段の上り下り・立ち座りといった基本動作すべてに関与する、まさに「体のハブ」のような存在です。

股関節の可動域が狭まると、骨盤の傾きや腰椎のカーブが崩れ、腰痛・膝痛・姿勢不良を引き起こす原因になります。
また歩幅が小さくなるため、ふくらはぎや太ももの筋ポンプ作用が弱まり、血流やリンパの循環も滞ります。
結果としてむくみや冷え、疲れやすさが慢性化してしまうのです。

当サロンでは、股関節の柔軟性と安定性を同時に高める施術を行っています。
柔らかさだけでは関節が不安定になり、逆に硬さだけでは動きが制限されます。
そのため、深層筋(腸腰筋・梨状筋・中殿筋など)を丁寧にゆるめ、骨盤と背骨、下肢との連動を促すことで、自然な可動域を取り戻します。
こうした調整により、歩行や姿勢維持が驚くほどスムーズになり、疲労の蓄積も減少します。

自宅でできる股関節セルフケア

やり方

  1. 椅子に浅く腰掛け、背筋をまっすぐに伸ばします。
  2. 右足首を左膝の上に置き、脚を組むような形を作ります。
  3. 息を吐きながら、骨盤を立てたまま上半身を軽く前傾。
  4. 股関節の付け根やお尻の筋肉が伸びている感覚を味わいながら、20〜30秒キープ。
  5. 左右交互に2〜3回繰り返します。

期待できる効果

  • 股関節の柔軟性向上
  • 骨盤の歪み予防
  • 下半身の血流促進とむくみ軽減
  • 歩幅拡大による代謝アップ

なぜ効果的か
股関節は大腿骨と骨盤をつなぐ重要な関節で、周囲には強力な筋群と血管・神経が集中しています。
この部位の動きが滑らかになると、骨盤が自然な位置に安定し、腰や膝への負担が軽減されます。
また、お尻や太ももの筋肉をストレッチすることで筋膜の緊張が緩み、血流やリンパの流れが活性化。結果として冷えやむくみの改善にもつながります。

季節ごとのケアの重要性

特に夏は、屋外と室内の温度差によって自律神経が乱れやすく、筋肉の反応性も低下しがちです。
今のうちに股関節の可動性と安定性を高めておけば、秋冬の冷えやこりの予防にもつながります。

股関節は歩行・骨盤・姿勢を支える要。夏のうちからケアを始めることで、軽やかな動きと美しい姿勢を手に入れられます。100歳まで歩ける体を一緒に育てていきましょう。

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