股関節が動くと骨盤が安定する
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
9月は残暑の影響で活動量が落ち、座位時間が延びがちです。
「歩き始めが重い」
「膝や腰が先に疲れる」
という相談の多くは、股関節が十分に使えていないサインです。
本郷駅前整体アマでは、股関節のしなやかな可動が骨盤の安定を生み、背骨から足部までを一本につなぐと考えます。
股関節と骨盤の連動を取り戻す理由
股関節は球関節で自由度が高い反面、使わない時間が続くと可動域はすぐ狭まります。
可動が乏しいまま歩けば、骨盤は前後へ偏り、膝や足首が代償して痛みやむくみが生じやすくなります。
反対に、股関節が回旋し屈伸できると、骨盤の中央が通り、上半身のブレが減り、呼吸も自然に深くなります。
つまり「股関節・骨盤が動く=歩行が整う」のです。
よくある誤解と落とし穴
ストレッチだけで柔らかくすればよい、という発想になりがちですが、柔らかさと同じくらい「使い方の学習」が重要です。
ゆるめる→動かす→支える、の順で習慣化すると安定が長持ちします。
過度な反り腰やつま先重心のまま歩くと、たとえ柔軟でも負担は減りません。
セルフケア
お尻歩き(骨盤歩き)
─やり方─
1.床に座り両脚を伸ばし、骨盤を立て背筋を伸ばす。
2.右の腰骨・お尻を前へ、次に左を前へ。交互に送り10歩。
3.続けて後退10歩。顎を軽く引き、視線は前。
4.痛みが出る角度は避け、膝は軽く曲げてもよい。
─期待できる効果─
・殿筋群と腸腰筋が協調し、骨盤の安定性が高まる。
・股関節の回旋と屈伸が引き出され、歩幅が自然に整う。
・体幹の深層筋が働き、上半身の揺れと疲労が減る。
─理由─
骨盤の左右推進は、股関節を中心とした「ねじりと前進」の連鎖を呼び起こします。
背骨に伝わる細かな振動は神経の目覚めを促し、足部の接地感覚が増すことで、歩行全体のリズムが回復します。
在宅勤務で座位時間が増え、膝外側の違和感が続いていた方は、二週間のお尻歩きと歩幅調整で階段の上りが楽になりました。
足を膝から出す癖が、股関節から脚を出す意識に変わったことで、骨盤のブレが減ったのがポイントでした。
日常で意識したい四つのポイント
1.座位が60分続く前に立ち上がり、骨盤を前後へ数回ゆらす。
2.階段や段差では、膝でなく骨盤、股関節から脚を持ち上げる意識をもつ。
3.歩き始めの一歩目は、小さめの歩幅で骨盤、股関節から脚を出し、母指球へ体重を送る。
4.靴はつま先が広がり踵が安定する形を選び、足指の自由度を確保する。
小さなチェックリスト
・歩行中に上半身が左右へ揺れていないか。
・つま先だけで着地していないか。
・椅子から立ち上がるとき、股関節が折りたためているか。
・足指が広がり、踏み返しが自然にできているか。
本郷駅前整体アマでは、股関節と骨盤の噛み合わせ、背骨のしなやかさ、足部の接地を同時に評価し、可動域と連動性を高める調整を行います。
セルフケアの角度や回数も体力に合わせて最適化します。局所だけでなく全体で歩ける体へ導くことが目的です。
股関節の自由度が上がるほど、骨盤と背骨は安定し、歩行は軽やかに整います。
今日の数分を積み重ね、100歳まで歩ける体を一緒に育てていきましょう。
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