チェアバレトンで背骨と骨盤の連動を再起動
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
本日9月4日、イスを用いた安全な全身運動「チェアバレトン」を開催しました。
更年期世代や運動が久しぶりの方でも無理なく取り組め、機能的な身体の使い方の要である
「しなやかな背骨」
「安定する骨盤」
「リズム感」を一度に学べるのが特長です。
速報として、当日の流れと要点、明日からの落とし込みを記録します。
【当日の流れ】
冒頭は背骨のなめらかな動きを取り戻すウォーミングアップ。
胸郭が開くと呼吸量が上がり、顔色と姿勢が同時に整います。
続いて股関節と肩甲帯の連動に焦点を当て、座位で全身の動きを活性化。
太ももだけに頼らず、骨盤から脚を前へ送る感覚を体験しました。
終盤は歩き出しの一歩を検証し、足裏の接地と目線の高さを揃えてフィニッシュ。
小さな動作でも呼吸と同期すると内側から体温が上がり、終わる頃には肩の重さが抜けた方が多く見られました。
【参加者の声】
「腰に力みなく立ち上がれた」
「肩の重さが抜けて頭がすっきり」
「歩幅が自然に整い呼吸が楽」。
短時間でも“全身が一つ”に戻る実感が得られたとの感想が多く寄せられました。
椅子という安心感が、恐怖心や力みを減らし、正しい連動学習を助ける点も好評でした。
【リクエストレッスンの要点】
・背骨はしなり、骨盤は安定、視線は遠く。
・歩行は「股関節から脚を出す」が基本。
・足指の自由度と踵の安定は、疲れにくさの鍵。
【簡単セルフケア】
後頭下筋ゆるめ+眼球運動
─やり方─
1.椅子に浅く座り、後頭部の付け根(耳の後ろの少し内側)に指を添える。
2.小さくうなずいて首の後ろを長く保つ。
3.目だけで上下左右を見る。各3往復。慣れたら斜めも追加。
4.呼吸は細く長く、痛みや眩暈があれば中止。
─期待できる効果─
・首肩の過緊張がゆるみ、頭の重だるさが軽減。
・眼精疲労がやわらぎ、姿勢の軸が通りやすい。
・自律神経の切り替えが整い、集中力が戻る。
─その理由─
後頭部の小筋群は眼球運動と連動し、視線の安定は頸部の安定へ波及します。
やさしいうなずきと視線の誘導で、首のセンサーが再学習し、全身のバランスが取りやすくなります。視覚入力が整うと、背骨全体の微細な動きが連鎖し、歩行時の上半身のブレが減少します。
【日常への落とし込み】
・画面作業の合間に1時間ごと、上記ケアを1セット。
・外出前、背骨をひと呼吸でゆるやかに波打たせ、骨盤を小さく前後に。
・靴は踵が安定し、足指が自由に動く設計を選ぶ。
・信号待ちは片脚荷重を避け、両脚で静かに立つ。
当サロンでは背骨の動きの乏しい椎骨や、骨盤の噛み合わせの偏りを触診で判定。
胸郭、股関節、足裏の接地まで一連の連動に整え、日常で再現できるフォームを個別に練習します。
局所だけに頼らない「全体調整」で、歩く・座る・立ち上がるが軽くなる設計です。
短時間のワークでも効果が続くよう、宿題メニューと確認タイミングも提案します。
体は「大きく頑張る」より「小さく続ける」で変わります。
今日感じた静かな軽さを、今夜と明日に延長しましょう。
次回は10/2(木)「座ったまま体幹を育てる」応用編と、足裏の感覚を高めるドリルを予定。
感想や疑問があればコメントへ、学びの記録はその日のうちに残すと定着が早まります。
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