秋バテ予防には内臓ケアを――横隔膜・胃腸・体幹の連動で“内側から立て直す”
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
涼しさが戻る9月は、本来なら体もラクになる時期。
それでも「だるい・眠れない・食欲がわかない」が続くなら、夏に蓄積した“内側のこわばり”が残っているかもしれません。
冷房や冷たい飲食でお腹まわりが冷えると、横隔膜と胃腸の動きが鈍り、胸郭が広がりにくくなります。
呼吸は浅く、姿勢を支える体幹の反応も遅れがちに。そのまま集中力や歩行の安定にも影響します。
■秋バテのからだで何が起きている?
内臓は筋膜を介して背骨・骨盤と密接につながり、みぞおち(上腹部)の緊張は胸椎の動きを止めやすい部位です。
上腹部が固い→横隔膜が下がりにくい→胸郭の拡張が不足→自律神経が切り替わりにくい、という連鎖が起こると、機能的な身体の働きも鈍くなります。
結果、同じ姿勢が続かず疲れやすい“秋バテのもたつき”が生じます。
■内臓が緩むと中心が立ち上がる
本郷駅前整体アマでは、足裏→骨盤→背骨→頭へと力と情報が通るほど、少ない力で安定すると考えます。
横隔膜と胃腸がしなやかに動くと、胸郭が広がり、背骨が伸び、骨盤が落ち着く
――この“内→外”の順に整うことで、呼吸・循環・姿勢が同時に改善していきます。
■簡単セルフケア
みぞおち温手当+右肋骨なで下ろし(1〜2分)
─準備─
仰向け、または椅子で坐骨に乗って座る。
ベルトやきつい衣服は緩める。
食後30分は避ける。
─やり方─
1)みぞおちへ温かい手を当て、静かに30秒。
2)右肋骨の下(肝・胃のエリア)を、上から下へ10回やさしくストローク。
3)おへそ下に円を10回。強さは「心地よい未満」。
─期待できる効果─
・胃腸の動きと血流が回復し、重だるさが軽減。
・胸郭が広がり、呼吸が静かに深まる。
・体幹の反応が戻り、姿勢と歩行の安定感が向上。
─理由─
温かな触覚入力は防御反射を起こしにくく、筋膜の滑走と局所循環を回復させます。右肋骨下の軽いストロークは、こわばりやすい上腹部の緊張をほどき、横隔膜の上下動を助けることで、内臓と姿勢のループを再起動します。
■日常でできる3つの工夫(多角的に)
【食】氷入りの飲み物を控え、常温〜温かい汁物を1品足す。
【姿勢】1時間ごとに立ち上がり、みぞおちを前へ解放して背伸び3回。
【温】夜はお腹と腰を温める。腹巻きも有効。
■よくあるつまずきとコツ
・押しすぎる→深部が防御して逆効果。面で触れて、“撫でる8割・触れる2割”。
・胃が重い→右側臥位で上側の脇腹を広げると楽。
・効果がわかりにくい→前後で立位1分。みぞおちの伸び・呼吸の深さ・足取りを比べる。
■もう一歩のケア
片膝抱えゆらし(腸腰筋のこわばり対策)
仰向けで片膝を胸に引き寄せ、腰を小さく左右へ10回ゆらす。
反対側も。腰の反りが強い方ほど有効です。
当サロンでは、胸郭・横隔膜・腹部の滑走を回復させ、骨盤と背骨の連動を整えます。
歩行や座り方の見直しも併せて行い、セルフケアの効果が続く“内から外”の状態づくりをサポートします。
内側が整えば、外側は自然に整います。
今日の1〜2分を積み重ね、「100歳まで歩ける体」を一緒に育てていきましょう。
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