バランストレで転倒予防――神経と体幹をつなげる実践法
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
「最近つまずきやすい」
「立ち上がるとふらつく」
「歩くと疲れやすい」――
そんなサインは、筋力よりも“バランス機能”の低下が関係しています。
人は立っているだけでも、常に体を微細に揺らしてバランスを取っています。
その調整を担っているのが、
「足裏感覚」
「視覚」
「内耳(前庭系)」
の3つのセンサー。
どれかが鈍ると、脳が体の位置を正確に把握できず、転倒リスクが高まります。
■安定の土台は神経のつながり
本郷駅前整体アマでは、バランスを“体幹で耐える”よりも、“神経で調整する”ことを重視します。
筋肉を固めて安定させるより、感覚入力と出力の反応速度を高めることで、
自然に姿勢が整い、動きに余裕が生まれます。
【今日のセルフケア】
片脚バランス+視線移動トレ(2分)
─準備─
転倒防止のため、壁や椅子の背に手を添えて行う。
─やり方─
1)片脚を軽く上げ、姿勢をまっすぐ保つ。
2)目線を左右に動かしながら10秒キープ。
3)次に上下へゆっくり視線を動かす。
4)反対側も同様に行う。
─効果─
・足裏と体幹の連動性が高まり、安定した姿勢が身につく。
・視覚と前庭の感覚統合が促され、反応の速さが上がる。
・重心の揺れ幅が減り、転倒予防につながる。
─理由─
視線の移動は脳のバランス中枢(小脳・前庭核)を刺激します。
目と体の動きを一致させることで、姿勢制御の神経ネットワークが再活性化。
「筋力に頼らない安定性」が身につきます。
■日常で意識したいこと
・歯みがき中やテレビを見ながら片脚立ちを10秒。
・外では目線を前方15m先に置いて歩く。
・室内では裸足で立ち、足裏の接地感覚を確かめる。
■よくあるつまずきと対策
・片脚が上がらない:足先を軽く浮かすだけでOK。手は壁へ。
・視線で酔いやすい:左右の幅を小さく、速度をゆっくりに。
・ふくらはぎが張る:キープ時間を5秒に短縮し、回数を増やす。
■ケース別アドバイス
・室内中心の生活:裸足で立ち、足裏の三点(母趾球・小趾球・かかと)を感じる練習を。
・外出が多い:視線を15m先へ置き、信号待ちで片脚10秒。
・スポーツ前後:準備では小さく素早く、クールダウンではゆっくり大きく。
■効果のセルフチェック
転ぶ不安、歩き出しの軽さ、階段での安定、立ち仕事の疲れ具合を1週間単位でメモ。
“ふらつきゼロの日”を増やす感覚で続けましょう。
■注意と安全
転倒リスクがある方は必ず壁・手すり・椅子を使用。滑りにくい床で。
めまい・痛みが出たら中止。
■サロンでできること
当サロンでは、神経反応・感覚入力・骨格の連動を整える整体を行っています。
ふらつきや疲労、歩行時の不安感を感じる方にこそ、
“バランスの再教育”が効果的です。
機能的な身体の使い方で、安定して動ける身体へ導きます。
転倒予防は筋トレだけでは不十分。
神経と感覚を整えることで、体は自然にバランスを取り戻します。
今日の2分ケアと整体を組み合わせて、100歳まで歩ける土台を一緒に作りましょう。
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