首・頭の緊張を整えて睡眠改善
こんにちは。
地下鉄本郷駅2番出口から徒歩20秒『本郷駅前整体アマ』の井上です。
「寝つけない」
「夜中に目がさめる」
「朝の首こりが抜けない」。
首を強く伸ばしても変わらないときは、頭頸部の“皮膚と筋膜のすべり”を回復させるアプローチが有効です。
神経が安心すると、呼吸が静かに深まり、眠りのスイッチが入りやすくなります。
■“引っ張らない”から整う首
首の張りと睡眠の質には、耳介周囲の緊張、側頭筋の噛みしめ、舌・舌骨のこわばりが関与します。
強い押圧や牽引を避け、微小なすべりと揺らぎで“安全サイン”を神経に届け、首の力みをほどきます。
【今日のセルフケア】
耳たぶスライド+こめかみすべり+舌骨ゆらし(2分)
準備
鏡の前、明るさを落とした静かな環境で行います。
あごを軽く引き、呼吸は鼻から。
痛みゼロが条件です。
やり方
1)耳たぶスライド
耳たぶを親指と人さし指でつまみ、外へ1ミリ・下へ1ミリの“L字”にそっとすべらせます。
5秒×3回。
2)こめかみすべり
指腹をこめかみに置き、皮膚を“外→後ろ”各1センチすべらせます。
ゆっくり5往復。
3)舌骨ゆらし
のどぼとけの少し下の柔らかい骨(舌骨)周囲を両指で支え、左右へ1ミリ揺らす×10回。
強い圧は不要です。
期待できる効果
・耳介神経まわりがゆるみ、自律神経が落ち着きます。
・側頭筋の張りが抜け、噛みしめが和らぎます。
・舌骨周囲がほぐれ、鼻呼吸が通りやすくなります。
・首前の過緊張が下がり、入眠と中途覚醒の改善が期待できます。
理由
皮膚・浅筋膜の“微小なすべり”は、痛みを出さずに神経へ安全情報を届けます。
耳介のやさしい牽引とこめかみのスライドは迷走神経系の落ち着きを促し、舌骨の微振動は喉頭周囲の緊張を緩めて気道の確保を助けます。
首を強く引くより、小さく触れて呼吸を通すほうが持続しやすい変化につながります。
■日常で意識したい3つのコツ
【照明】就寝30分前から画面と照明を落とし、鼻から“4で吸って8で吐く”。
【枕】低めに調整し、後頭部と首の境目がふんわり触れる高さに。
【噛みしめ】歯を離し、舌先は上あごの“スポット”へ。唇はそっと閉じます。
■よくあるつまずきと対策
・位置が不安→痛みのない場所だけ触れます。のどに圧をかけない。
・強さが分からない→皮膚がゆっくり動く最小限で十分。赤みが出るほどは不要。
・続かない→歯みがき後の2分を“夜ケアタイム”に固定します。
■セルフチェック
ケア前後で、鼻の通り、こめかみの柔らかさ、首の前側の張り、入眠までの時間を10段階でメモ。
1週間で小さな変化が見えてきます。
当サロンでは、首・頭・胸郭・舌骨の連動を評価し、神経リリースと内臓リリースで“ほどけて眠れる”首へ導きます。
セルフケアの効きを底上げし、翌朝の回復感を高めます。
今夜の2分ケアで首と頭の緊張をやさしくほどき、整体で回復ループを定着させましょう。
季節の揺らぎに強い睡眠を、一緒に育てていきます。
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